好きなことを綴るブログです。
bokoと申します。大阪で会社員をしながら暮らしています。
今回は漫画家 槇村さとるさんについて綴っていきたいと思います。
主人公の凛とした美しさ
沢山ある槇村作品の中でも「Real Clothes」と「モーメント 一瞬の永遠」が好きです。
主人公が凛として美しいのです。
もがきながら前へ進む姿が、人間として美しくファンになります。
応援したくなったり、パワーをもらったり、一緒になって涙したりします。
ちょっと感情移入し過ぎでしょうか。
卑屈になったり、誰かや何かのせいにしてしまったり、
生きていれば自分のいろんな感情に向き合うもの。
主人公たちのそういう姿と自分自身を重ね合わせているのかもしれません。
槇村作品の主人公は力強くて、そういうところに憧れているのかも。
金言が刺さりまくり
特にReal Clothesという作品は主人公が27歳で、
自分の人生をどう創っていくかを試行錯誤する姿がグサグサと刺さりました。
男女関係なく、そういう時期が誰にでも訪れるような気がします。
これは槇村作品に限ったことではないのですが、
漫画も小説も映画、音楽も全て作品と自分が出会うタイミングで刺さり具合が変化する気がします。
作品の良し悪しではなく、その作品のメッセージを受け取る(ことができる)タイミングで出会ったかどうか?ということ。
同じ作品でもタイミングが違えば感じるものが違う。
要は自分次第なのですよね、きっと。
良い悪いではなく、タイミング。
それがすべてを変えていくのかなと、ふと思います。
槇村さんの人間力
槇村作品を好きで読んでいくと、槇村さとる自身に興味が湧いてきてエッセイも読みました。
お手本にしたいというか、できることと出来ないことがありますが、結構影響を受けているかも。
エッセイを読んで感じたのは、槇村さん自身がもがきながら凛と美しく生きている人なのだなということ。
そうか、作者自身が投影されているのだと。
その人から生み出された作品なのだから、そりゃそうだよなということなんですけど。
私も凛と美しい人間になりたいな、と思います。