好きなことを綴るブログです。
bokoと申します。大阪で会社員をしながら暮らしています。
今の職場を辞めようと決めてから、どう行動していったかを振り返りたいと思います。
まずは口に出してみた
自分の気持ちは固まっているものの、口に出して誰かに意思を伝えるまでは、無です。
いつでも無かったことにできてしまいます。
久々に会った先輩にふと自分の気持ちを伝えてみました。
口に出して、人に伝えたことで、とても気持ちが軽くなったことを覚えています。
その先輩からすると、唐突なことだったとは思いますが…。
よく目標を宣言して自分のモチベーションを上げる、ということがありますが、それと似ています。
自分の意思表示をして、反応や質問をもらって、さらに自分の気持ちが固まっていく感覚がしました。
リスクを想定する
とは言うものの、仕事を辞めた後のことも冷静に捉える必要があります。
特に私は「辞めてどうするか」まだ考えあぐねていたので尚のことです。
まず生活をどのように成立させるかを考えました。
月々の生活費を改めて確認します。
思うように収入が得られなかった場合に、どれくらいの期間なら耐え得るのかを計算。
ここは感情を混ぜずに粛々と計算をすることが大切です。
ただの計算です。
ひとつの選択肢として時間の切り売りをすることを想定し、求人情報にアンテナを張っておきます。
具体的に探すと言うよりは、普段街を歩いているときに求人の貼紙に目を留めて相場を掴んでおきます。
想定するリスクは経済的なことだけではありません。
仕事ばかりしていた自分のコミュニティは、完全に職場やそれに付随するものばかりでした。
そこから離れた時に、自分が何を感じるのか。
そこから離れるからこそ、どう自分の居場所をつくるのか…。
細かい話はまたの機会に。
筋を通す
次に、この職場にご縁をくださった以前の上司に会いにいきました。
現上司に伝える前に、具体的に行動を起こす前に、その方に直接お伝えしたいと思ったからです。
ところで「筋を通す」ってどうやって認識することなんでしょうね。
教科書に書いてあった訳ではないと思いますし、いつの間にその言葉でしか表現し得ない感覚が身についているように思います。
これまでの私に何か出来事があったのでしょうね。
話は思わぬ方向に
職場を辞めることを伝えたら必ずと言っていいほど聞かれるのが、「次どうするの?」という質問です。
反対の立場なら、私も聞きます。
案の定、元上司からその質問をもらった私は「まだ決めていないです」と答えました。
あれやこれやその時考えていたことをお話したと思います。
そして、内心それについてなんやかんや言われるのかな〜、ちょっと嫌だな〜と思っていました。
ところが、元上司は「それならAさんのところで働いてみたら?」と提案してくださったのです。
「え?なんて?」
私の心の声です。
元上司とは今は職場も遠く離れて、今の私の仕事ぶりをそんなに知らない状況です。
それなのに、そんな風に言っていただけることへの驚きがまずありました。
元上司はAさんとも親交があり、人員を探していることをご存知だったようです。
私がまだ事態を飲み込めずにいると、「まずは話を聞いてみて、どうするかは自分で決めたらいい。」とAさんと私が話をする機会を作ってくださいました。
運と縁
それから何やかんやあって、結果的にAさんのところで働かせていただくことになりました。
「仕事を辞めよう」と決めた時の自分には想像すらできなかったことです。
もちろん自分があれこれ検討した選択肢には、全く入っていなかった選択でした。
理由は分からないのですが、私は子供の頃から”自立”を強く意識してきました。
その意味を履き違えて「なんでも自分ひとりでできないといけない」と思い込んでいた節もあります。
自分の人生でありながら、「自分ひとりで出来ることはたかが知れているな」と改めて学んだ気持ちです。
周りの人がもたらしてくださる運と縁は有難いことです。
有難いことというのは、有ることが難しいこと、とも言うそうです。
まさにまさに有難いことであります。
次回は「情と理のバランス」と題して、働き方を変えるにあたり身についた考え方について綴りたいと思います。
よろしければぜひまたお越しください。
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